ユニットリンク (アクサ生命)が数年前から気になっていました。
変額保険の有期型の中では、ソニー生命に負けず劣らず有名な商品ではないでしょうか。
また、 アクサグループは世界の運用機関資産残高ランキングでトップ10入り!(2016年12月)
運用の世界においても、名実ともに有名な企業であることが分かります。
ユニットリンクとは、どのような商品か簡単にご紹介します!
アクサ生命「ユニットリンク介護プラス」とは?
アクサ生命の公式HPでは、以下のように商品紹介されています。
人生100年時代に備え、資産形成しながら、一生涯の介護・死亡保障が確保できる保険です。
参照:アクサ生命公式HP
人生100年時代を意識した資産形成の必要性をアクサ生命も唱えています。
長生きは良いことですが、それがリスクとなる可能性もありますからね・・・。
ユニットリンクの特徴は3つあります。
- 介護、死亡、高度障害への備え
- 一生涯保障
- 資産形成
保障内容のイメージはこちらです。

平均寿命に対し、健康寿命が短いため、介護への備えも必要です。
そういったニーズにも対応可能!
なお、 介護保障のないシンプルなユニットリンクもあります。
昨年まで、加入を検討しズルズルと時間だけ経過していました。
そんな時、ユニットリンク介護プラスが新登場!
①死亡だけでなく、介護保障あり ②一生涯保障 である点に魅力を感じ、契約に至りました!
未だ介護保障を用意していなかったため、とてもいいタイミングでした。
ユニットリンク介護プラスの「介護保障」の要件は?
以下のような状態で介護保険金が支払われます。
- 公的介護保険制度の要介護2以上に認定されたとき
- 器質性認知症になり、意識障害のない状態において見当識障害があり、かつ他人の介護を要する状態が180日継続したと医師によって診断されたとき
公的介護保険制度は40歳から加入する国の介護保険です。
よって、筆者は未だ対象外となるため、現状、2つ目のみ対象となります。
公的介護保険の要介護2については、以下のように状態です。
食事や排泄、立ち上がりや歩行などに何らかの支えが必要。衣服の着脱は何とかできる。物忘れや直前の行動の理解の一部に低下がみられることがある
参照: (公財)生命保険文化センター
続いて、気質性認知症については以下のような状態です。
脳内に後天的におこった器質的な病変や損傷があり、正常な脳が、器質的障害により破壊されたために一度獲得された知能が持続的かつ全般的に低下したことをいいます
参照:アクサ生命公式HP
ユニットリンク介護プラスの運用実績は?
現在、特別勘定は10種類用意されています。
運用実績などに関しては、アクサ生命の公式HPでは運用レポートを確認することができます!
なお、2019年12月の運用レポートでは「外国株式プラス型」が一番人気です。
運用実績・特別勘定資産残高ともに頭一つ抜けている印象があります。
どれを選べばいいか分からない・・・という方は迷わずこれを選択すればOKでしょう!
最近では、新たに登場したキャピタルグループの「世界株式プラス型」も人気のようですね。
初めての投資で不安な方は、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)と同じようなポートフォリオの「安定成長バランス型」あたりでもいいかと思います。
ユニットリンク 介護プラスの運用実績は?
筆者は、上記でご紹介した「外国株式プラス型」100%で運用中です。
自身の運用実績に関しては、「Myアクサ」という契約者向けWEBサービスにて確認ができます。
筆者の運用実績に関しては、まだ契約したばかりなので出ておりません。
契約後18か月を迎えた際に、ようやく年利(概算値)などが表示されるようになります。
どれくらいのパフォーマンスになるのかとても楽しみです。
【追記】ユニットリンクの運用実績について公開しました。(2020年5月)
ユニットリンク は絶対にお金が増える商品ではない
最近のマネーセミナーでは、ユニットリンクを紹介されるケースが増えているようです。
既に一部金融機関では、一時払い商品からユニットリンクのような平準払いの商品へ販売をシフトしてきているとか。
「絶対に増える」「6%は間違いない」など、非常に危なっかしいセールスをする方もいるようです。
ちなみに、ユニットリンクは契約から10年以内に解約や払い済みをした場合、解約控除というコストが発生します。
10年以内の解約・払い済みはナンセンス。
短期決戦ではなく、とことん長期投資のスタンスでやりましょう。
筆者としては、ユニットリンクは良い商品だと思います。
だからこそ、契約しています。
しかし、ネットで検索するとあまり良いイメージのものがありません。
これは非常に残念。
恐らく、売り手・買い手の双方に問題があるのでしょう。
売り手側に知識はあるが、売りたいがためにいいことしか言わない?
もしくは、単純に売り手側に知識が無いのにとりあえず売っている?
買い手側に知識が無い、お任せ・丸投げ!という方が多いのも問題かと。
「銀行さんなら安心」と言う人も多いですよね。
商品に関して、メリットばかりではなく、デメリットも説明してくれる方から加入しましょう。