アクサ生命のユニットリンク介護プラスを契約してから3か月が経過しました。ユニットリンクの運用実績は評判通りなのか?まだまだスタートしたばかりですが、新型肺炎コロナウイルス感染症の影響はあったのか?などについてご紹介します。(ユニットリンク介護プラスについては過去の記事からご覧ください。「アクサ生命のユニット・リンク介護プラスを契約!評価は!? 」)
アクサ生命の運用レポートについて
アクサ生命が毎月公表している「運用レポート」ですが、2020年5月27日時点で公表されている最も新しい月次の運用レポートは「2020年3月」のものです。コロナの影響を確認するデータしては物足りないですね。なお、ユニットリンクを契約している場合は、ご契約者様向けウェブサービス「Myアクサ」から運用実績について詳細を個別で確認できるため、そちらでの確認を推奨します。
ご契約者様向けウェブサービス「Myアクサ」について
Myアクサは事前登録が必要なサービスなので、契約後はすぐに登録をおすすめします。では、Myアクサにて実績を確認していきましょう。
積立金の現状
保険の契約日は2020年3月1日です。契約してから3回ほど保険料の支払いをしました。保険料はピッタリ5,000円/月。累計15,000円支払ったことになりますが、基準日(2020年5月26日)時点での積立金の現状は以下のようになりました。

現在の積立金額は11,770円!死亡・介護保障があること、コロナの影響があることを考慮するとまずまずではないでしょうか。ちなみに、これはあくまでも積立金額です。もし、契約から10年以内に解約した場合は解約控除がかかるため、解約返金として受け取れる金額はもっと少なくなります。詳細はこちらをご覧ください。

現時点で解約した場合、手元に戻ってくるお金(解約返戻金)は・・・なんと304円!解約控除額は11,466円!早期解約のペナルティです。とてつもなく足を引っ張っていますね。まさに保険のデメリットといえる部分です。しかし、だからといって保険が悪いわけではありません。この仕組みさえしっかりと理解した上で保険で賢く資産形成をすれば何ら問題はないでしょう。

特別勘定資産の残高割合&資産の内訳
特別勘定資産についてですが、私は外国株式プラス型に全力投球しています。日本を除く世界の企業を対象とした株式で運用できることが特徴です。現在のユニット数は41.13です。このユニット数を未来に向けてどれだけ積み上げていけるかが投資の成果を決めるポイントになります。

特別勘定の騰落率
こちらは、契約日からみた特別勘定の騰落率です。3月に比べると、コロナによる株安も徐々に落ち着いてきていることがこのグラフから分かります。新興国株式型(黄色)と私が全力投球している外国株式型(濃緑)の動きが大きいですね。最近は、キャピタルグループが運用する世界株式プラス型(ピンク)も人気です。

まとめ
保障を持ちながら資産形成が可能であるユニットリンク。保険関係費というコストがかかるため、全額が運用に回るわけではありません。ただし、保障の必要性を感じる人であれば良い商品です。この保障に対する考え方・価値観によってユニットリンクの評判は大きく異なりそうです。個人的には、良い商品だと思います。従来のユニットリンクになかった介護保障がある点がユニットリンク介護プラスの魅力でもあります。
運用実績に関しては、「年率換算した概算値」が見れるようになると分かりやすいのですが・・・こちらは契約から18か月経過しなければ見ることはできません。暫くお預けです。引き続き、見守ります。