生命保険とは?わかりやすく解説!

生命保険は、自分や家族の万が一に備えて準備する大切な保障です。

実は、日本は世界的に見ても生命保険が大好きな国です。

公益財団法人「生命保険文化センター」の調査結果によると・・・

約9割の世帯が、なんらかの形で生命保険を契約しているそうです!

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貯金があるから保険は不要!?

貯金があるから生命保険は不要!」

このような言葉をネットや雑誌などでよく耳にします。

では、果たしてそうなのか?

筆者としては、貯金を理由に生命保険へ加入しないことはあまりおススメしません。

ただし、大富豪生涯孤独の人であれば保険は不要かもしれません。

しかし、そのような方はなかなかいないでしょう。

なぜ、生命保険は必要なのか?

理由は、万が一があった際の経済的ダメージは思ったより大きいからです。

※ここでいう「万が一」とは、死亡就業不能などを想定しています。

そもそも貯金というのは、未来に向けて何かしら目的を持って取り組んでいるはずです。

貯金に頼ることにより、それらの目的を実現できなくなる可能性があります。

数百万程度の貯金であれば、上記のような経済的リスクはカバーしきれないでしょう。

やはり、経済的ダメージが大きいものから優先して生命保険を準備したほうがいいと思います。

とはいえ、貯金にも頼りたい!

このような考えも全然OKだと思います。

生命保険の準備方法・考え方に正解はないですからね。

結局のことろは、本人・家族の価値観次第です。

なお、筆者の場合は貯金を含めず生命保険に加入用意しています。

その最大の理由は、妻や娘に苦労をさせたくないからです。

後々必要なお金が不足するなんて事態は避けたいので。

それでも老後はやってくる

老後は、生きている限り、嫌でもやってきます。

「人生100年時代」といわれる現代。

平均寿命は男女ともに80歳代、世界的にみても長寿大国です。

ここで少し、残された家族やパートナーのことを考えてみましょう。

公的年金だけでの生活となってしまったら・・・?

ゆとりある老後を過ごすことは限りなく難しいでしょう。 

場合によっては、老後破産を迎える可能性すらあります。

資産も守るという考えを持ち、長生きリスクへも対応するべきでしょう。

最近の生命保険の傾向

生命保険は主に2つのタイプがあります。

  1. かけすて型
  2. 貯蓄型

1の場合、死亡保障は値下がり、医療保障が値上がり傾向です。

2の場合、金利低下に伴い、値上がり傾向です。

どちらのタイプで生命保険を準備するかは、完全に好みです。

【かけすて型】

  • メリット・・・安い保険料で大きな保障を確保できます。
  • デメリット・・・ 保険を一切使わず、全てをかけすてる可能性があります。

【貯蓄型】

  • メリット・・・保障を持ちながら将来へ向けて資産形成が可能です。
  • デメリット・・・大きな保障を確保しようと思うと、それ相応の保険料が必要です。

死なない(死ねない)時代!?

日々、医療は進歩しています。

とても素晴らしいことです。

しかし、それにより新たなリスクが。

その名も、就業不能(働けなくなる)リスクです。

以前だと命を落とすような大病でも、今では一命を取り留める可能性があります。

たとえば、一命を取り留めたものの後遺障害が残った場合はどうでしょうか?

本人の収入だけではなく、面倒をみる人の収入も減る可能性があります。

実際に、介護離職せざるを得ない方も多いようです。

現代ならではの新たな問題です。

このようなリスクにも生命保険でしっかりと備えておいた方が賢明でしょう。

共働きが当たり前の時代、到来。

ファミリー層では、共働きが当たり前の時代がやってきました。

筆者自身は「妻は専業主婦!」と思っていた時期もありました。

しかし、今では共働きという現状にとても感謝しています。

パートナーにお金を稼ぐ力があればあるほど、死亡時の必要保障額は少なくなります。

しかし、実際に万が一があった際に現在と同じ水準の給料を果たして稼げるのでしょうか?

家族構成などによっては、時短勤務退職などを考える必要もあるでならないでしょう。

それにより、結果として世帯年収が減少する可能性があります。

一方で支出は増えていく可能性があります。

このようなことまで想定し、バランスよく保障を用意する必要があります。

やはり、がんは怖い

2人に1人ががんになる時代といわれています。

不治の病として認知されているがん。

しかし、今では生存率が高まり、まるで慢性疾患のようにも感じます。

がんと付き合っていく時代になっているからこそ、経済的ダメージが大きくなります。

例えば、抗がん剤治療の平均治療期間は1年4か月程度。

ホルモン剤治療においては3年程度といわれています。

治療費は当然のこと、副作用の影響により収入減退職のリスクも考えられます。

がん保険は経済的ダメージを考慮し、一時金タイプのがん保険を備えておくといいでしょう。

医療保険は日額保障だけではなく、一時金も一緒に!

一般的に、保険適応の治療であれば、3割負担で受診可能です。

また、一定金額以上の治療費がかかった場合・・・

高額療養費制度の払い戻しを受けることができます。

最近の医療事情は、 入院が短期化傾向です。

これを踏まえ、医療保険を考えるといいしょう。

従来通りの 日額保障だけでは保障が不足するケースも十分ありえます。

入院1日上で受け取れる入院一時金も一緒に備えておくと安心です。