ほけんの窓口は評判が悪い?やばい・危険と言われる理由や無料のからくりについて

ほけんの窓口の評判について調べると、「やばい」「カモ」「騙された」などの危険かつ最悪なキーワードが数多く検索されています。

また、退職や転職を検討している社員も多いのか「辞めたい」などのキーワードもちらほら。

保険は人生で2番目に高い買い物です。

保険について相談・検討するのであれば、安心できるところでお願いしたいものです。

ほけんの窓口はCMなどの広告宣伝にも力を入れており、知名度が抜群です。

それなのになぜ、ほけんの窓口は評判が悪いのか?

その理由について解説します。

スポンサーリンク

ほけんの窓口の特徴について

ほけんの窓口 value report
参照:ほけんの窓口 value report

ほけんの窓口は無料で保険の相談ができる来店型保険ショップです。

現在、業界最大手の来店型保険ショップとして全国にたくさんの店舗を展開しています。

ほけんの窓口は以下のような考えのもと、日々サービスを提供しています。

私たち ほけんの窓口グループの仕事は、「保険」を販売することではありません。お客さまがご来店されるのは、目の前のリスクに対する備え、そして将来の人生設計に対して少しでも不安を解消し、落ち着いた生活を送りたいという「素朴な思い」からです。そのお客さまの思いに対して、「保険」という商品を通して「安心と安全」そして「笑顔と幸せ」をお届けすることが私たちの仕事の本質だと考えています。

ほけんの窓口 VALUE REPORT 2021

それでは、ほけんの窓口の特徴について3つご紹介します。

業界第一位の店舗数!

ほけんの窓口の店舗数は業界第一です。

現在、約800店舗を運営しています。

2000年3月にほけんの窓口第一号店(横浜市港北ニュータウン)をオープン。

ほけんの窓口 value report 第一号店
参照:ほけんの窓口 value report

2008年にはフランチャイズ制度、2009年には金融機関との提携を開始。

参照:ほけんの窓口 value report

そこから約20年が経過し、今に至ります。

店舗数が多ければ良いというものではありませんが、いつでも・どこでも気軽に相談できるという点では安心感があります。

ちなみに、来店型保険ショップの老舗は「保険クリニック」です。

1999年12月に日本で初めて来店型保険ショップをオープンしています。

※日本初の来店型乗合保険ショップチェーン 2018年6月時点東京商工リサーチ調べ(店舗数11店舗以上または年商10億円以上をチェーン店と定義)

取扱保険会社数がたくさん!

ほけんの窓口では48社の保険会社を取り扱っています。

  • 生命保険:28社
  • 損害保険:20社

保険も比べる時代。

複数商品を比べて・選びたい人にとっては最高の品揃えです。

自分の考えにあった保険会社や商品をイイとこ取りできます。

一社専属の人にとっては厳しい時代ですね。

直営店が少ない!

ほけんの窓口の直営店は全体の約5割

残り半数がフランチャイズ金融機関などです。

ここで注意が必要なのは、取扱保険会社数です。

48社取り扱っている店舗は直営店のみです。

フランチャイズや金融機関などの店舗については、店舗ごとに取扱保険会社数が異なります。

少ないところだと10社程度の取り扱いしかない店舗もあります。

直営店が良い人は、店舗を利用する前に直営店かどうかを確認したほうがいいでしょう。

スポンサーリンク

ほけんの窓口のからくりについて

参照:ほけんの窓口 value report

来店型保険ショップは無料の保険相談ができるお店です。

なぜ無料で相談ができるのか?と気になる人も多いはず。

ほけんの窓口のからくりは至ってシンプルです。

保険の契約をした場合、保険会社から手数料が支払われます。

この手数料をもとに店舗運営を行っています。

利用する側が保険料以外に追加で負担する費用は一切ありませんのでご安心を。

なお、ほけんの窓口だけではなく「保険クリニック」「保険見直し本舗」などの来店型保険ショップも同様のからくりになっています。

契約に至らなかった場合は手数料は支払われません。

また、契約手続きを行った結果、持病などの理由により不成立となってしまうケースも同様です。

スポンサーリンク

ほけんの窓口の評判が悪い理由について

ほけんの窓口 評判

ほけんの窓口の悪い評判が多い理由について考えました。

3つほどご紹介します。

未経験者を積極採用中

ほけんの窓口では未経験者を積極的に採用中。

ほけんの窓口からしてみれば、自社のノウハウを叩きこむには最高の人材です。

しかし、相談する側からすれば不安や物足りなさを感じるかもしれません。

経験が長ければ良いというわけではありませんが、経験者の方がなにかと安心感はあります。

少なくとも新人さんよりは商品・業界知識が豊富でアフターフォローもしっかり対応してくれるはずです。

担当者に不満がある場合は、担当者変更や他の保険ショップを利用しましょう。

提案する会社や商品が偏りがち

ほけんの窓口では48社の中から比べて・選べると謳いながら、実際には特定の保険会社を提案しています。

こちらのほけんの窓口の大株主についてご覧ください。(上位5位、2021年6月30日時点)

  • 伊藤忠商事株式会社
  • 住友生命保険相互会社
  • ジブラルタ生命保険株式会社
  • 日本生命保険相互会社
  • メットライフ生命保険株式会社

ほけんの窓口が積極的に販売している保険会社が勢揃いです!

というよりも、大人の事情により提案せざるを得ないといった感じでしょうか。

売り手側の都合により、自分の意図した商品でないものを提案される可能性があります。

この辺りも、ほけんの窓口がやばい・危険と言われる理由のひとつではないでしょうか。

提案内容に違和感を覚えた場合はセカンドオピニオンとして他の来店型保険ショップも利用してみるといいでしょう。

手数料ありきの提案

特定の保険会社を一定数契約することにより、保険会社からて追加の手数料(ボーナス)が支払われます。

このような仕組みがあるため、特定の手数料の良い保険会社・商品ばかりを提案してきます。

これについては、ビジネスなので全然悪いことではありません。

実際のところ、ショップを出店すればテナント料がかかります。

立地が良い場所であれば、なおさら。

他にも、広告宣伝費・光熱費・人件費などのいろいろな固定費が発生します。

会社・店舗として存続していくためには、これらを回収する必要があります。

よって、社員にはそれなりのノルマが課せられているはず。

思っていたように数字が上がらず、ついガツガツ営業してしまうこともあるでしょう。

この辺りも影響し、プレッシャーに耐えられず「辞めたい」と感じ、転職する社員も多いのでは?

相談する側としては、このような裏事情を理解した上で、ほけんの窓口を利用するべきです。

提案された商品が本当に自分が納得できるものであればOKです。

ただし、「最大手」「知名度」などを理由になんとなく安心し、言われるがままに契約することだけはやめましょうね。

「騙された!」「カモにされた!」なんてことがないよう、かしこく利用しましょう。

スポンサーリンク

最後に

ほけんの窓口について様々な評判やクチコミがあります。

それだけ知名度があり、たくさんの人が気になっているということです。

来店型保険ショップは自分の好きなタイミングで気軽に相談できる点が最大のメリットです。

また、2020年5月よりオンライン相談もできるようになりました。

コロナ禍において、様々な選択肢があるのはいいことですね。

今回ご紹介したようなメリットやデメリットに注意しながら、かしこくほけんの窓口のサービスを利用しましょう!