外貨建て保険を契約するにあたり、何かと心配な為替。利率が円建て商品よりいいとはいえ、やはり為替リスクを心配に感じ、解約を検討したり契約を躊躇する方もいるかと思います。しかし、為替とうまく付き合っていけばそこまで心配する必要はありません。我が家はメットライフのドルスマートを契約(妻名義)しています。契約から3年近く経過しましたが、実際にどの程度の為替変動があったのか?コロナ禍の今、為替に何かしらの影響は出ているのか?過去の実績を振り返っていきます。
円換算レート
円換算レートについてご紹介します。為替が「1ドル=何円?」なのかによって保険料が変動します。我が家は月払いで契約しているため、毎月為替の影響を受けています。なお、保険料の換算基準日は、毎月13日です。ただし、金融機関が休業日の場合は翌営業日になります。
我が家がドルスマートを契約して以降の円換算レートについてグラフにまとめましたのでご覧ください。

まずはグラフの見方についてご紹介します。
- 青色のグラフ:円換算レートの推移
- オレンジ色のグラフ:円換算レートの平均値
- 赤色で示しているレート:最も円安
- 水色で示しているレート:最も円高
過去3年間で最も円安となった円換算レートは1ドル=114.68円でした。(2017年11月)一方、最も円高となった円換算レートは105.67円でした。(2020年3月)その差、9.01円です。平均をとってみると110.80円でした。
円換算保険料
続いて、円換算レートの影響により保険料はどうなったのかご紹介します。以下のグラフをご覧ください。

グラフの見方は先ほどの円換算レートと同様です。
- 青色のグラフ:円換算レートの推移
- オレンジ色のグラフ:円換算レートの平均値
- 赤色で示しているレート:最も円安
- 水色で示しているレート:最も円高
過去3年間で最も円安となった円換算保険料は3,774円でした。(2017年11月)一方、最も円高となった円換算保険料は3,478円でした。(2020年3月)その差、296円です。平均をとってみると3,647円でした。
まとめ
最も円高となった2020年3月ですが、新型コロナウイルス感染症の影響により急激に円高に振れました。このまま100円切るのか!?と気になっていましたが、株価同様に思ったより早く落ち着きましたね。過去の実績から分かるように為替は変動します。為替変動により保険料が増えたり減ったりします。保険料が支払えなくなっては大問題です。円安に振れた時に支払いが苦しくならない程度の保険を契約しましょうね。
ドル建終身保険はメットライフ生命以外にも各社が販売しています。比較した上で納得のいく商品を選択しましょう!
