メットライフ生命の「ドルスマートS」を契約して、早いもので丸3年が経過しました。ドルスマートS『積立利率変動型終身保険(米国通貨建2002)』の積立利率は固定ではなく毎月変動します。ただし、予定利率は最低保証3%が約束されているため、仮にアメリカの金利が大きく下落するような状況に陥ったとしても安心です。実際の積立利率はどのような動きをしているのか、過去1年間の実績を公開したします。為替についても過去の実績を紹介しています。ぜひあわせて以下の記事もご覧ください。(実績公開!メットライフ生命のUSドル建終身保険「ドルスマート」の為替について)
積立利率の推移を公開!
毎年6月を迎えると、メットライフより『現在のご契約内容のお知らせ』が届きます。ここには、過去の積立利率以外にも解約返戻金や円換算レートなどの情報が載っています。円換算レートは2020年6月12日のものが参考にされていました。1$=106.19円です。積立利率に関してはメットライフの公式HPでも簡単に確認することができます。
まずは、我が家の契約内容について。ドルだと若干分かりづらいため、円に換算してお話しします。保険金額はおおよそ300万円、保険料はおおよそ3,300円です。非常にお手頃な保険料で一生涯の死亡保障を用意することができます。
6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
3.17 | 3.15 | 3.14 | 3.13 | 3.12 | 3.12 | 3.10 | 3.12 | 3.15 | 3.15 | 3.14 | 3.13 | 3.13 |
こちらが本題の積立利率の推移です。青く表示している2019年6月の3.17%がこの1年間で最も良かった利率です。一方で、赤く表示している2019年12月は3.10%と最も下落しました。当然、変動型ですから増減はします。しかし、3.10%まで下落した際は正直ヒヤっとしました。すぐに回復してくれたのでよかったですが、まだまだ油断は禁物。
過去3年間で最高の積立利率は?
ドルスマートSを契約してから3年間で最も良かった積立利率は・・・2017年6月の3.36%でした!気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、2017年6月といえば、我が家がドルスマートSを契約した翌月です。要するに、契約して以降、順調に予定利率が下がってきているということです。正直、あまり心地いいものではありませんがこれも利率変動型の面白いところですね。次の1年がどのようなパフォーマンスとなるのか?楽しみにしておきます。3.3%台なんて当分お目にかかることはないかもしれませんね・・・。
<BIG NEWS> 重大なお知らせ
今までの予定利率は最低保証3%を約束されていましたが、2020年8月より最低保証2.5%に大幅ダウン!これによって、『保障を安く買う』『お金を増やす』ことに影響があります。要するに、以前より効率が悪くなります。加入検討中の方たちからすれば面白くない改定ですね・・・。逆に、先月までに契約した方たちはラッキーだったかも!?とはいえ、実は過去には最低保証4%の時期がありました。しかし、過去のことをどうこう言っても仕方ありません。できることといえば、『今、買ってもいいと思えるもの』を見極めることでしょう。
まとめ
ドルスマートSの積立利率について公開いたしましたが、いかがだったでしょうか?
利率変動型は、積立利率が大きく上向いていく可能性を秘めており、インフレリスクに対応し易い点が魅力です。一方で、いくら最低保証があるとはいえ、契約した時よりも予定利率が下がってしまうと当然寂しい思いにもなります。しかし、一喜一憂するなんて勿体ない。せっかくなので、楽しんでいきましょう!ちなみに、2020年7月の積立利率は3.13%。8月は3.12%でした。コロナ禍により、しばらくはこのあたりで推移しそうですね。温かく見守っていきます。
