新旧比較!オリックス生命の米ドル建終身保険Candle(キャンドル)の返戻率について

オリックス生命のCandle(キャンドル)は返戻率が高く、学資保険代わりとしても人気な商品です。中には、余裕資金を一括で保険会社に預ける前納プランも注目。このCandle(キャンドル)ですが、2020年11月2日に商品改定がありました。それに伴い、保険料や返戻率に変化が起きています。今回は、その保険料と返戻率に注目し、新旧Candle(キャンドル)の比較を行いました!

スポンサーリンク

新旧Candle(キャンドル)の保険料を比較!

Candle(キャンドル)の商品改定に伴い、保険料に変化がありました!どの程度、保険料に変化があるのか?新旧Candle(キャンドル)の保険料について、以下の条件でシミュレーションを行いました。

  • 契約年齢:31歳
  • 性別:女性
  • 基本保険金額:45,000米ドル
  • 保険期間:終身
  • 払込期間:10年
  • 支払方法:月払

旧Candle(キャンドル)の保険料

まずは旧Candle(キャンドル)の保険料からご紹介します。

オリックス生命キャンドル新旧保険料比較①
基本保険金額45,000米ドルに対して・・・
  • 保険料:132.24米ドル
  • 保険料払込累計:16,108.80米ドル

保険料払込累計16,108米ドルを支払うことによって、45,000米ドルの保障を用意することができます。非常に保障効率の良い商品であることが分かります。とても魅力的です!

では、この保険料を基準に新Candle(キャンドル)の保険料と比較してみましょう。

新Candle(キャンドル)の保険料

続いて、新Candle(キャンドル)の保険料についてご紹介します。

オリックス生命キャンドル新旧保険料比較②
基本保険金額45,000米ドルに対して・・・
  • 保険料:183.92米ドル
  • 保険料払込累計:22,070.40米ドル

旧Candle(キャンドル)に比べると、保険料がアップしています・・・。毎月の保険料は約50米ドル、累計は約6,000米ドルほど増えています。思った以上にアップしています。

旧Candle(キャンドル)の方がかなり安く保障を買うことができますね!旧Candle(キャンドル)があまりにも強烈であるがゆえに霞んで見えてしまいますが、新Candle(キャンドル)も決して悪くはありません!

スポンサーリンク

新旧Candle(キャンドル)の返戻率を比較!

商品改定に伴い、返戻率にも影響が出ています!ここでは、新旧Candle(キャンドル)の返戻率について比較します!

旧Candle(キャンドル)の返戻率

まずは、旧Candle(キャンドル)の返戻率についてご覧ください。

オリックス生命キャンドル新旧返戻率比較①
返戻率の推移は・・・?
  • 経過年数【11】・・・102.0%
  • 経過年数【15】・・・110.7%
  • 経過年数【20】・・・122.5%
  • 経過年数【25】・・・135.3%

保険料払込期間を満了したタイミングから返戻率が100%を超えています。それ以降は、寝かせれば寝かせるだけ返戻率が良くなっていきます。これほどの返戻率であれば、学資保険代わりとして加入しても十分面白い商品であるように感じます!

では、この返戻率を基準に新Candle(キャンドル)の保険料と比較してみましょう。

新Candle(キャンドル)の返戻率

続いて、新Candle(キャンドル)の返戻率についてご覧ください。

オリックス生命キャンドル新旧返戻率比較②
返戻率の推移は・・・?
  • 経過年数【11】・・・99.6%
  • 経過年数【15】・・・105.3%
  • 経過年数【20】・・・112.9%
  • 経過年数【25】・・・121.1%

旧Candle(キャンドル)に比べると、返戻率がダウンしています・・・。保険料の払込期間を満了したタイミングでも新Candle(キャンドル)は返戻率が未だ100%を超えていません。このシミュレーションでは、1年遅れで返戻率が100%を超えるようになっています。

貯蓄効率においても旧Candle(キャンドル)が良いことが分かります。

外貨建保険以外にも貯蓄型の保険は多数あります。特に最近では変額保険も人気です。こちらもあわせて比較してみるといいでしょう。

スポンサーリンク

まとめ

いかがだったでしょうか?今回はオリックス生命の新旧Candle(キャンドル)の保険料・返戻率について比べました!

保障効率・返戻率ともに旧Candle(キャンドル)の方が良い結果となりました!しかし、新Candle(キャンドル)も他社の米ドル建終身保険と比べた場合、まだまだ競争力はありそうです!ぜひ、様々な米ドル建商品と比較した上で商品を選ぶことをおすすめします。

余裕資金の資産運用として人気である『前納プラン』の新旧比較はまたの機会に・・・。