変額保険は色々な保険会社が販売していますが、中でもソニー生命の変額保険は非常に人気です。特に、特別勘定資産の1つである世界株式型が相変わらず大人気です。もちろん、私の変額保険(終身型)も運用比率を世界株式型を100%にして全力投資中です。
変額保険の運用実績を振り返る
変額保険は、運用実績に応じて解約返戻金や変動保険金額が日々増えたり減ったりします。一方で、万が一の際に受け取ることができる基本保険金額は運用によって増えることがあっても減ることはありません。これが投資を始めてみよう!と思うひとつのきっかけになる人も多いようですね。実際、私もそうでした。
名実ともに人気であるソニー生命の世界株式型ではありますが、この度の新型肺炎コロナウイルス感染症による影響はやはりありました。私の契約内容(2020年5月14日時点)について、以下のデータをご覧ください。

今月の実績をもとに、過去のものと比べていきます。2018年12月まで遡った以下のデータをご覧ください。

解約返戻金について
まずは、解約返戻金からみていきましょう。2020年5月14日時点の解約返戻金は257,105円です。これを過去のものと比べてみると・・・2020年2月の283,562円が最も多くなっています。
変動保険金額について
続いて、変動保険金額についてみていきましょう。2020年5月14日時点の変動保険金額は26,127円です。これを過去のものと比べてみると・・・上記同様、2020年2月の67,553円が最も多くなっています。
年利換算した運用実績について
最後に、年率換算した運用実績についてもみていきましょう。以下のデータをご覧ください。

こちらは、2020年5月1日の運用実績となります。コロナの影響が出るまでは10%を超えていましたのでやはり下がってはいます。しかし、銀行預金の金利などど比べた場合、驚異的な数字が出ていますね。
まとめ
今回のように大きく株価が値下がりした局面では途中で運用をやめてしまう人が増えます。当然、投資を始めたばかりの方であれば心理的に不安になることでしょう。しかし、長期分散投資という観点からみると、非常にもったいない行為です。
変額保険も同様に解約が増える時期でしょう。しかし、そもそも契約時にメリット・デメリット含めしっかりと商品説明を受けた上で契約している人はこのような時期に焦って解約するはずがないです。
なお、新型肺炎コロナウイルス感染症による運用実績への影響は保険だけに関わらず、運用商品全般が影響を受けています。変額保険の運用実績だけが悪いわけではありませんのでご安心を。
私たちがするべきことは、ゆっくりこつこつお金を育てることです。今という時期をチャンスと捉え、未来に向けてしっかりと積み立てていきましょう。