変額保険 をおすすめしないという口コミや評判をブログなどで目にします。
一方で『入ってよかった』などというポジティブなキーワードもヒットします。
これでは、変額保険を検討している人からすると「結局どっちなの?」と余計に悩む可能性もあります。
本来、保険は自分の考えや思いに対して『合うか合わないか』が非常に重要です。
変額保険 ってなに?

生命保険文化センターでは変額保険について以下のように解説しています。
資産を株式や債券を中心に運用し、運用の実績によって保険金や解約返戻金が増減する保険のことです。
生命保険文化センター
ざっくり言うと、保険と投資信託がセットになったような商品です。
変額保険一本で、万が一の保障を持ちながら未来に向けて資産形成が可能になります。
なお、変額保険には万が一の保障よりも運用に重点を置いた『変額個人年金』という商品もあります。
我が家では、ソニー生命『バリアブルライフ(変額保険/終身型)』とアクサ生命『ユニット・リンク介護プラス』の2本に加入しています。
今回は、変額保険に加入している私自身の実体験を踏まえ、変額保険をおすすめする人・おすすめしない人の特徴について3つご紹介します。
変額保険 はこんな人におすすめ!

変額保険は以下のような人におすすめです!
- かけすての保険は嫌!
- 保険を活用してお金をふやしたい!
- 面倒なことは嫌!
かけすての保険は嫌!
保険には『かけすて型』と『貯蓄型』という2つのタイプがあります。
「かけすては勿体ない!」
「お金がふえる方が嬉しい!」
という考えの方には、守りながら資産をふやせる変額保険がマッチします。
保険を活用してお金をふやしたい!
保険を活用した資産形成は以前から幅広い世代で認知されています。
最近では、NISAやiDeCoなどの制度も誕生し、以前よりも資産形成の選択肢が増えました。
そのような状況でも、古くから親しみのある保険を活用した資産形成は根強い人気があります!
面倒なことは嫌!
変額保険の比較対象になりがちなNISAやiDeCo。
これらをスタートする場合、やらなければならないことがたくさんあります。
たとえば、どこで口座開設する?何を買う?など、悩むことが盛りだくさん。
「興味はあるが時間だけが過ぎてしまった」という人の大半がこの辺りで躓いています。
面倒なことは嫌!という方にはやはり変額保険がおすすめです。
申込書類一式にサインすれば、即日契約可能。
※過去5年以内の傷病歴などについて告知する必要があるため、持病がある人は加入を断られるケースがあります。
運用先は保険会社が厳選しているため、とても選びやすいです。
また、後から運用先を簡単に変更することもできます!
変額保険 をおすすめしない人

以下のような人には変額保険をおすすめしません!
- ブレるのは嫌!
- 万が一の保障は必要ない!
- 自分で金融商品を購入・管理できる!
ブレるのは嫌!
変額保険のような馴染みのない商品に対し、アレルギー反応を示す方は多いです。
ブレることが大嫌い!固定が大好き!な人には固定利率の商品で十分ではないでしょうか。
ただし、インフレリスクを考慮すると後悔することになるかもしれません・・・。
貯金だけはお金がふえない『超低金利時代』です。
そのような時代に固定利率の商品を買うことの方が本来リスクがあります。
少しでも早く、気づいてくれるといいですが。
万が一の保障は必要ない!
死亡保障が必要ない人。
もしくは、他の商品でしっかりと準備できている人。
このような人にとっては、死亡保障のある変額保険は必要ないかもしれません。
もし、そのような人が保険を活用して資産形成をするのであれば、冒頭で触れた『変額個人年金』の方がおすすめです!
自分で金融商品を購入・管理できる!
自分自身で金融商品を選んだり、管理・手続きなどができる。
このような人は、わざわざ変額保険でお金をふやす必要はないかもしれません。
他にもお金をふやすことに特化した金融商品はありますので、そちらから選びましょう。
とはいえ、どれかひとつに絞り込む必要はありません。
色々な商品を購入してみるのも面白いですね。
実際に、我が家では変額保険以外にも投資信託などの金融商品も購入しています。
変額保険 は苦情が多い?
残念ながら、変額保険は苦情が多いようです。
しかし、これに関しては売り手・買い手ともに問題があると私は考えています。
守りながら資産をふやすことができる変額保険。
商品についてしっかりと理解・納得した上で契約しているのであればこのようなことにはならないはず。
別の記事では、「なぜ、変額保険は苦情が多いのか?」についてまとめています。
変額保険の中でも代表的なアクサ生命のユニットリンクを参考にしていますので、あわせてご覧ください。
最後に
変額保険に限った話ではありませんが、どのような商品でも向き不向きはあります。
自分にとって何が最適なのか?
ここを明確にすることが重要です。
保険と資産形成について自分自身がどのように考えているのか?
まずはそこから整理してみるといいでしょう。