バリアブルライフとユニットリンクはどっちがおすすめ?

変額保険の中でも評判が良く、人気のあるソニー生命『バリアブルライフ』とアクサ生命『ユニットリンク』。同じ変額保険でも異なる両社のメリットとデメリットは?どのような特徴があるのか?などについてご紹介します。

スポンサーリンク

4つの項目を比較!

今回は、保険ならでは機能や特徴を4つの項目に分けて比較します。今回は、運用実績についての比較はしておりませんのでご了承ください。ちなみに、運用実績は各社の公式HPにて運用レポートが公開されております。気になる方はご確認ください。

保障内容

変額保険は、万が一に備えながら、将来に向けて積み立てることができます。ここでいう『万が一』とは、死亡や高度障害状態が一般的です。ソニー生命、アクサ生命ともに例外ではありません。

そのような中、アクサ生命は2019年夏に『ユニット・リンク介護プラス』という商品を発売しました。文字通り、『介護保障』にも備えることができます。現代のリスクとして介護保障は注目されていますので非常に良い商品ではないでしょうか。我が家でもこの商品を契約しています。

保険料の支払方法

保険料をこつこつ支払う場合、以下のような支払い方法があります。

  1. 口座振替
  2. クレジットカード払

キャッシュレスが浸透してきている今、クレジットカード払を選択する方が増えています。我が家でも可能な限りはクレジットカード払を選択しています。しかし、残念なことにソニー生命にはクレジットカード払がありません。どうせならポイントを貯めたいのですが・・・。

口座振替払クレジットカード払
ソニー生命×
アクサ生命
スポンサーリンク

払済保険に変更した場合

払済保険に変更すると、当初予定していた保険料払込期間の満了を待たずして、保険料の支払いを中止させることができます。また、保険料の支払いを中止した時点での払い戻し金をもとに、保険金が支払われます。一般的に、この払済保険へ変更した場合は保険金額が少なくなります。

変額保険は『特別勘定』で資産が運用されます。特別勘定についてはソニー生命が以下のように解説しています。

特別勘定とは、変額保険にかかる資産を他の保険種類の資産と区分し、独立して管理・運用を行う勘定のことです。

ご契約時には、運用方針の異なる8つの特別勘定の中から、ご自身のご契約の資産を運用する特別勘定を1つないし複数選択できます。

ソニー生命

『他の保険種類の資産』とは一般勘定のことをいいます。超低金利の今、一般勘定で資産を運用しても大きくお金を育てることはできません。

変額保険は、特別勘定で積極的に資産を運用できる点が魅力ひとつです。しかし、ソニー生命は払済保険へ変更した場合、特別勘定から一般勘定へ変更されてしまいます。非常に残念です。

通常払済保険に変更した場合
ソニー生命特別勘定一般勘定
アクサ生命特別勘定特別勘定

一方で、アクサ生命は払済保険へ変更した場合でも特別勘定での運用が継続されます!なお、アクサ生命の特別勘定はソニー生命の8より多い『10』です。多ければいいというわけではありませんが、たくさんの中から選びたい方にとっては嬉しいですね。

スポンサーリンク

変動保険金額の減額

本来、保険は中長期でお金を育てることを目的としています。短期で利益を求める方には向いていないかもしれません。

とはいえ、運用が好調な場合は短期的にも大きくお金がふえる可能性はあります。そのようなとき、少額でもお金を引き出すことができると嬉しいですね。

ソニー生命には『変動保険金の減額』という機能があります。保険金額は減ることなく、運用によって増えた分(変動保険金)だけを途中で解約し、引き出すことができるのです。

変動保険金の減額
ソニー生命
アクサ生命×

このように、ソニー生命は将来へ備えながら今も楽しむことができる可能性を秘めた商品です。しかし、増えた分をその都度引き出しているようでは長期的に大きくお金を育てることはきません。

そういった点では、アクサ生命にはソニー生命のような機能はありませんが、お金を使いたいという誘惑をシャットアウトできます。強制的に中長期の積み立てができる点はメリットでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は、変額保険の中でも人気のあるソニー生命とアクサ生命について比較しました。

保険選びをする上で、自分自身の考え方に合った商品であるかどうか?によって、おすすめするものは異なります。各社の特徴を踏まえた上で、納得のいく商品を契約しましょう!