ビッグニュースが飛び込んで来ました!SBIホールディングス(以下、SBI)は31日、レオス・キャピタルワークス(以下、レオス)の株式取得が基本合意したとの発表がありました。
SBIホールディングスとは?
SBIホールディングスは、インターネット総合企業グループとして、以下のような様々な事業を展開しています。
- 証券・銀行・保険・住宅ローン等の金融商品や関連するサービスの提供等を行う「金融サービス事業」。
- 国内外のIT、バイオ、環境・エネルギー及び金融関連のベンチャー企業等への投資を行う「アセットマネジメント事業」 。
- 化粧品・健康食品・創薬におけるグローバルな展開を行う「バイオ関連事業」 。
ISホールディングスとは?
現在、レオスの親会社はISホールディングスです。ISホールディングスは、金融システム会社や外為オンライン、ライブスター証券、アイネット証券などを傘下に持つ会社です。ITと金融の2つの事業を融合して、幅広い層に資産運用の手段や機会を提供する活動を展開しています。
株式取得についての詳細
今回、SBIは既存株主から発行済み株式総数の51.28%を取得。これにより、レオスはSBIの連結子会社となる予定です。SBIとしては、レオスを傘下に収めることで、グループの資産運用事業の更なる強化が見込めます。株式の譲渡は4月30日を予定。なお、詳細な取得金額は、現時点で開示されていないようです。
株式取得の理由
SBIの公式HPには『レオス・キャピタルワークス株式会社の株式取得に関する基本合意のお知らせ』というニュースがアップされています。そこには株式取得の理由が!
当社グループでは、国内外でのM&Aの推進を今後の飛躍的成長を具現化するための重要な戦略と位置付け、その対象領域の一つとして資産運用事業を掲げ候補先の検討等を進めてまいりました。
そのようななかで、「ひふみ投信」や「ひふみプラス」、「ひふみワールド」等の「ひふみ」ブランドで投資信託を設定・運用するレオス社を候補先の一つとして検討し、同社の既存株主と協議を進めてまいりましたが、このたび同社株式の取得内容等について合意したことから、基本合意書を締結いたしました。
今後、レオス社は外国株や債券を投資対象とする投資信託など商品ラインアップの拡充を図ることを予定していることから、個人投資家から評価を受けている「ひふみ」ブランドの運用商品の販売拡大やロボアドバイザーの活用、さらに当社グループが提携強化を推し進めている地域金融機関へのレオス社の商品展開などを通じて、レオス社ならびに当社グループ全体の運用資産残高の拡大を図ってまいります。
SBIホールディングス 公式HP
今後のSBIとレオスに期待!
今回の件、参考までにSNSなどで世間の反応を確認しました。「ワクワクする!」などというポジティブな反応もあれば、反対の意見も。基本的に、意見・考えが全員一致することはないので、こればかりは仕方ありませんね。賛否両論あって当然です。筆者としては、今回の件をきっかけに良い方向に向かってくれさえすれば、何も言うことはありません。温かく見守っていきます。
ひふみ投信